ディーゼル車から出る黒煙の成分と身体への影響

子供11ガソリン自動車と比較してディーゼル自動車は燃費が良く、二酸化炭素の排出量が少ないという特徴があります。その反面ディーゼルエンジンの特性上、高負荷運転時には排煙に黒煙が多く排出されるというデメリットがあります。ディーゼルエンジンから排出される黒煙には燃料(軽油)に含まれる炭化水素のうち、水素のみが燃焼して炭素が燃えカスとして残ってできた黒煙の微粒子が多く含まれています。さらにそれら黒煙微粒子には燃料に含まれる硫黄分が酸化してできた硫酸化合物が含まれています。


これらディーゼルエンジンの排煙に含まれる硫酸化合物を含む酸性の粒子状物質(PM)は非常に小さな粒なので大気中に排出されると空気中で拡散されやすく、それを人間が吸い込むことにより人体に悪影響を及ぼすことがあります。排煙に含まれる酸性の粒子状物質を人が吸い込むと、鼻、器官、さらには肺の奥深く入り込んで粘膜に沈着します。粘膜に沈着した酸性の微粒子は呼吸器の粘膜を刺激して炎症(気管支炎や肺炎など)の原因になります。また粒子が呼吸器系の細胞を傷つけることにより花粉などを含む粒状物質に対するアレルギー反応を引き起こしたり、肺がんの原因になることがあります。

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